>>TEX YODA IIというキーボードの話

TEX YODA IIというキーボードの話

巣ごもり生活だけど写真を撮りたい

COVID-19(新型コロナウィルス)の影響で4月頃から在宅勤務となり休みの日も巣ごもりが続き写真をまったく撮りに行けないので、ならばとブツ撮りも兼ねて私が日々使っているガジェットを紹介してみようと思います。

次回があるかわかりませんが、今回はキーボードのご紹介です。

キーボードへのちょっとしたこだわり

私はプライベートでは MacBook Pro (13-inch, 2016) を使用しており、キーボードは外付けではなくそのまま利用しています。MacBook Pro のバタフライキーボードのペチペチとした打鍵感はあまり好きではないですが、長いテキストを打つ機会はせいぜいこのブログを書くくらいでそれほど多くないのでさほど気にしていません。

一方、仕事では会社から Windows のノートPCを貸与されており、こちらは日々大量のテキストを打ち込むので主に生産性向上のため外付けキーボードを利用しています。また会社PCは数年に1回交換となり Dell、HP、Lenovo の3メーカーあたりから選べます。交換時に微妙にキー配列が異なる場合もあり、慣れるまで結構なストレスになるのでそれを回避するという目的もあります。

キーボード選定の条件としては、私はそもそもマウスが嫌い(右手のマウス – キーボード間の行き来がこの上なく無駄な時間と考える人)でホームポジションをキープできるトラックポインタ付きであることが第一条件となります。なので半ば必然的にこれまで何年も ThinkPad のトラックポインタ付きキーボードを使っていたのですが、ふとメカニカルキーボードも使ってみたくなり色々検討してみました。

TEX YODA IIの購入

メカニカルキーボードといえばPFU社の HHKB や東プレの REALFORCE などがメジャーどころですが、マウスが必須になってしまうのと特に HHKB なんかはキー配列が独自すぎるので選定対象外とし、トラックポインタ付きのメカニカルキーボードって無いのかなと探していたら TEX Electronics という台湾のメーカーが 「YODA II」 というそのものズバリのキーボードを販売していたので、大変興味を惹かれて直ぐに購入しました。購入したのは2018年なので結構前になります。

TEX YODA II 純正品
(画像は販売サイトより拝借)

キーボード本体は mechanicalkeyboards という海外のサイトで購入し、また純正だと真っ黒で少し味気ないのでキーキャップをカスタムオーダーできる WASD Keyboards というサイト(こちらも海外)でキーキャップだけを別で注文しました。あとパームレストも買ったりとなんだかんだで合計3〜4万円くらいでした。

WASD Keyboards ではプリセットのキーキャップも販売していますが、カスタムでキーキャップの色を指定したり、指定フォーマットのsvgファイルを編集してアップロードすることでキートップの印字文字列や文字色もカスタムで指定できます。私は以下のようなデザインでオーダーしました。

inkspaceというアプリをmacにインストールして
作成(編集)しました。こういう作業は大好きです。

詳しくは後述しますが TEX YODA II ではキー配列のマッピングが出来ますので、利用時のキーマッピングを見越してキートップの刻印を決めます。私はvimmerなのでカーソル移動はHJKLキーに割り当てるなどvimライクにしたのでそれほど悩まずにぱっと決まりました。

私の TEX YODA II

キーボード本体から純正のキーキャップを外し、WASDで購入したキーキャップに付け替えて完成したのがこちらです。(購入後2年ほど使用した状態)

ダークグレー/赤/アイボリーの配色です。
G・H・Bキーはトラックポインタに合うように
自分で削りました。
パームレストはFILCOのMサイズのやつです。
(もちろん別売り)
背面ショット。ホコリが目立ちますね。。
インターフェースは有線でUSB TYPE-Cです。
キーは5列でアーチ状になっています。ホコリががが。

余談ですが、私はプライベートPC、会社PCを問わずキーボードはすべてUS配列を利用しています。元々は会社PCはUS配列で自宅がJIS配列だったのですが帰宅後にJIS配列のキーボードを打つと頭が混乱するので、とある時期にすべてのキーボードをUS配列に統一しました。

TEX YODA IIのレビュー

まず、このキーボードの一番のアイデンティティであるトラックポインタですが、他のサイトにもあるように非常にピーキーです。OSのマウス設定でポインターの移動速度をかなり遅くしないと一瞬でディスプレイの端から端まで行ってしまいまともに操作できないですが、ポインタ速度を設定さえすれば Thinkpad などと同じ感覚で使えてとても快適です。

打鍵感については Cherry MX の赤軸スイッチを選択したので重くもなく軽くもなくちょうど良い打鍵感です(私が購入した際は赤軸と茶軸が選べたような気がします)。HHKB に代表される静電容量無接点方式特有のスコココ感ではなく、どちらかというとカシャカシャという感じですがこれはこれで打っていて心地良いです。欲を言うならもう少し重めのキータッチの方が好みかなとも思います。あと打鍵時の底打ち音が若干気になるのでCherry MX軸対応の静音化リングを利用しています。

上の写真でもあるように私はFILCOのパームレスト(Mサイズの)を併用しています。最初は何も使っていませんでしたが、段差が結構あり若干タイピングしづらかったので利用するようにしました。パームレストの高さがちょうど良い具合で今となっては手放せない感じです。

また、このキーボードは5列配列のため矢印キー等が物理的に無く、キーマッピングをする必要があります。これは TEX Yoda 2 Web Configurator という専用サイトでキーマッピング指定した上で、その設定ファイルをダウンロードしてキーボード本体に読み込ませるという作業となります。マッピングは通常時とファンクションキー押下時のそれぞれを設定出来、私はCapsLockを潰してCtrlに割当てて、カーソル移動はファンクション + HJKLキーに割り当てています。

通常時のキーマッピング。
ファンクションキー押下時のキーマッピング。
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Cherry MX軸対応静音化リング MXORDP
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TEX YODA IIのデメリット(持ち運びは要注意)

このキーボードの特性上やむを得ないのですが、持ち運びは細心の注意を払う必要があります。

トラックポインタの支柱が高いため、例えば鞄やリュックに入れて移動する場合、トラックポインタが鞄の中の他のモノとぶつかったり、満員電車でカバンごと押し付けられたりすると割と簡単に根本から支柱が折れます。私はそれで1回折れて(厳密にはとれて)しまい、泣きながらTEX社に問い合わせを入れてトラックポインタモジュールだけ別途購入(送料込みで20ドルくらい)しました。ただ、瞬間接着剤でくっつけるというパワープレイで修理できたので結果的に別途購入分は使わずに予備として家に保管してあります。

そもそもこのキーボード自体かなりの重量なので頻繁な持ち運びには向いていませんね。

ちなみに矢印キーが無いことは私はデメリットには感じていません(とにかくホームポジションから動かしたくないマンなので)。

まとめ

OSのマウス設定の変更やキーマッピング必須な点など、このキーボード特有のクセや、重い・比較的壊れやすいなど不便な点もあるので万人にオススメできるキーボードではありませんが、個人的には大変気に入っており愛着もあるのでこれからも使い続けようと思っています。